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事務所便り(抜粋) 2023年8月 精神障害に関する労災補償状況~厚労省 令和4年度「過労死等の労災補償状況」より(2023/8/1)
令和4年度の精神障害の労災請求件数、支給決定件数は過去最多
この数はいずれも統計開始から過去最多となっています。
業種別では医療・福祉、年齢別では40~49歳が最多
業種別では、医療・福祉(請求624件、支給決定164件)が最多となっており、次いで製造業(請求392件、支給決定104件)、卸売業・小売業(請求383件、支給決定100件)が続いています。
また、年齢別では、請求件数、支給決定件数いずれも40~49歳が最多となっています。
出来事の類型ではパワハラが最多
支給決定件数の出来事の類型別では「パワーハラスメント」が147件で最多となっています。その他、「同僚等から、暴行又は(ひどい)いじめ・嫌がらせを受けた」や「セクシュアルハラスメント」などハラスメント関連の類型によるものが目立ち、ハラスメントに関する問題は影響が大きいことがわかります。
労災認定基準の改正も
【厚生労働省「令和4年度「過労死等の労災補償状況」精神障害の労災補償状況」】
https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/001113802.pdf
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